当サイトで使用した
楽譜、ホームページ
|
SONOS music出版、オルガンの名手・故Robert Cundick氏とJohn Longhurst氏による名作。全曲オルガン伴奏で、ほぼSATBの4部構成。多くは賛美歌集とほぼ同じだが、時々SSAATTBBとかいう少人数聖歌隊泣かせのアレンジもある。他教会の賛美歌も少なからず含まれているが、何れも霊性を高める良アレンジである。
ただ、全体に古臭い雰囲気のアレンジという評価も。ちなみに、印刷はちょっとよろしくない(時々五線がつぶれてたりもする)。 Deseret Bookにもすでに売っていないが、Jackman Musicにはしぶとく売っているのを発見した。個人的には、この印刷でこの値段かよ、という気がしなくもない。 |
||||
|
Larry R. Beebe氏は、当サイト管理人が最もお世話になっている編曲者。賛美歌の持つ雰囲気やリズムを壊さず、それでいて新鮮な感じを与えてくれるアレンジは秀逸。印刷された楽譜も買えるが、ホームページから1曲ずつダウンロード購入できるので経済的。ソロから4部以上の混声合唱、ピアノ〜オルガン伴奏と幅は広い。会衆がメロディを歌う楽曲が多く含まれる。現在進行形で新アレンジがどんどん作られているのでしばしばチェックされたし。彼のアレンジは間違いない。買って良し。 同じ曲のアレンジを複数パターン作っていることも多いが、全部違うアレンジで恐れ入る。 |
||||
『Hymnplicity』 Brent Jorgensen |
“Simplicity”と掛けているだけあって(10分で歌えると銘打ってある)、とてもシンプルなアレンジで、歌パートはほぼ100%賛美歌通り。伴奏も音が比較的少なく弾きやすいが、ちゃんとアレンジした感じが出ていて良い。指揮者がそれほど悩まなくてすむように、テンポ指定も細かい(rit+a tempo、meno mosso、slowlyが
沢山あって音源作るのが面倒くさかった)。時間や気合が限られている聖歌隊にはうってつけの曲集といえる。 ただ、Hold back(≒rit)とか、あまり他では見かけない英語表記がちょっとだけ厄介。あと、曲をばら売りしていないので、やりたい曲があったら本1冊買わないといけないのがちょっとハードルをあげている。 |
||||
|
かつては曲集として売り出していたが、現在は全曲をホームページで無料公開している。もともと売っていただけあって、アレンジの質は高い。これが無料で手に入るというのだ、Chapman氏とHeidenreich氏に敬礼! ものすごーく変わったアレンジもあるが、全体としてレベルが高く、断然オススメ である。 | ||||
|
世界で最も有名な無料の教会音楽編曲者の一人。無料といっても、そこいらの有料編曲者より優秀といえる、驚くほど良くできたアレンジばかりである。
このヒト抜きでは教会音楽は語れない。
教会外でも、彼女のクリスマスアレンジはしばしば使われている。現在も少しずつ曲が増えている(賛美歌アレンジは、発表され次第音源化する予定)。彼女のアレンジは間違いない。使うべし。 フルートとバイオリンをよく使うが、別に無くても大丈夫。 同じ曲のアレンジに何パターンか提示されるが、和音などがごく一部変更されるか、まったく同じ。一応、それなりに違うなーと思うものは別音源にした。 因みに、メアドを登録しておくと、新曲が出来上がった時にメールが送られてくるらしい。 |
||||
|
1943年生まれ、アメリカの作曲家にして末日聖徒。本業だけあって実に多彩なアレンジと絶妙な和音を駆使する。難易度は高めだが、歌えるとすごい。結構楽譜に間違いが多いのだが、気にしない
(わかる人が手直しする必要はある。このホームページにアップした音源はほとんど修正済み)。絶版?で手に入らないので、連絡いただければコピーをお貸しします。 ちなみに、彼は『The Ward Choir: Four Part Settings of Traditional LDS Hymns』という本も出しているが、もうどこにも見つからない…。誰か持ってる人いたら貸して下さい。 |
||||
|
1914〜1992、フランス生まれ、アメリカの合唱専門音楽家。合唱を極めた人だけあって、錬度・難度共に高い。「こんなん歌えるか!」と叫びたくなるパッセージがかなりあったりする。左の楽譜は、半分以上の曲がアカペラで歌えと書いてある上、6部〜8部の分かれもかなり登場(ただし、リハーサルのときだけ弾いてね、と注記されたピアノパートはあるので、本番も弾いてしまえばいいのである。)。しかし、歌えたらスゴクカッコイイ。 気合いだ。 | ||||
|
1953年生まれ、アメリカの作曲家で、キリスト系宗教音楽を得意とする。末日聖徒でないのが残念な人。彼のアレンジは兎に角やさしいく美しい。原曲の雰囲気を損なわず、霊を鼓舞する音楽をそのまま昇華している。メドレーはつなぎの部分もすばらしい。 ソロ版もあるので、伴奏者さえ確保できれば確実に歌う価値がある。この楽譜は間違いなく買いである。 | ||||
|
楽譜をもっていたので音源化はしたが、おそらくコレは合唱向きアレンジではない(普通に合唱の感覚で音源化するとどうもイマイチにしか聞こえない。)。i
Tuneなどでプロによる録音が配信されているので、それを聞いて楽しむほうがよい。どうしても自分で歌いたくなったら、少人数で歌うことを推奨。 ここにリストされた他のアレンジはほとんどがクラシック寄りのものだが、この本はポップス寄りのアレンジと言える。 |
||||
|
既に絶版。 楽譜があったから音源化したが、男声は入ってないし、ちょっと変わった編曲が多く、奇をてらいすぎな気も。 聞いてみて、良い曲が有ったら連絡いただければコピーをお貸しします。 |
||||
|
古〜い合唱曲集だが、いまだに教会公式サイトで340円で買える。アレンジもちょっと古臭いし、教会外の曲がかなり多い。ただ、教会の補助が出ているのか、値段がかなり安いので、この中に入っているアレンジを1曲だけ別サイトから購入するより安かったりする。 個人的に使えると思うのは、モーツァルトのアヴェ・ヴェルムと、スタイナーのGod So Loved the World、神殿奉献の際にタバナクルと会衆が一緒に歌うHosannah Anthem。 |
||||
|
賛美歌の雰囲気を踏襲した良アレンジをたくさん書いている、関東では引っ張りだこの編曲者。(日本・関東ではフリーで活動している編曲者を個人的には二人しか知らない。) 即興でアレンジ・演奏できてしまう人なので楽譜にしていない編曲・発表曲が多いらしく、無念である。 全曲掲載の許可をいただいているが、編曲された通りに歌って欲しいという要望のため、当HPから直接のダウンロードはできないようにしてある。彼女自身はいつでもフリーで楽譜を提供する用意があるので、トップページのメールフォームから連絡を頂ければ、編曲者の連絡先をお教えします。 |
||||
|
日本・関東で活動。 プロの音楽家である傍ら、教会のためにフリーで楽譜を提供している。 散逸してしまった楽譜が多いらしく、もったいない。 彼女の楽譜は、あるものは全曲ダウンロード可能。 |
||||
|
男声合唱がかなりよくできている。 | ||||
|
賛美歌の雰囲気を壊さない良アレンジを作る。 惜しむらくは、あまり曲数が多くないことと、最終番のオブリガートだけの曲が多い。 |
||||
|
Youtubeで音源を公開している。 よさげな雰囲気のアレンジを作るので、それなりにフォロワーは多いようだ。 重くもったりまとめるか、クルクル動くのが好きな作者。 |
||||
|
フレーズのつなぎがあまり上手くなかったりするが、それなりによいアレンジもある。 | ||||
|
教会公式で何度も賞をとっている編曲者。 全体的にいいアレンジを書く。 |
||||
|
有料だが、安い。そして、質が高い。残念ながら2018年で閉鎖。HolySheetMusicというサイトに移行している(少々値上がりしている)。 主要編曲者のZabriskie氏は もともとの賛美歌の雰囲気を壊さず、原曲の魅力を引き上げる、安定した良いアレンジを作る。 Amy Dalton氏は、助走無しのわずか1小節以下で転調しようとする荒業が「うお!」と思わせるが、絶妙な臨時記号でヒヤリとしびれる和音を演出する。 |
||||
Aaron Waite |
全体的に、上手い。 基本有料だが、無料のサンプルだけ音源化した。一度は歌ってみたい編曲が多い。 |
||||
Rachel Mohlman |
教会公式の賛美歌コンテストで何度も受賞している才媛。 時々冒険するが、全体的にアレンジの質が高く、大体どれをとっても間違いない。個人的には、ネットで無料で賛美歌アレンジを提供する編曲者の中では、Sally DeFord、Katharine Wrightとともに三本の指に入れたい。 |
||||
Ryan Taylor | 全体的にうまくない。 | ||||
Marika Lee Connole |
この人、力が無くはないのだが、主奏と追奏の重ねが上手くない。アイディアはいいが、仕上がりがイマイチなのだ。特に、曲のはじめと終わりが上手くない。 ほぼ全曲を、カノン形式というか、パートがそれぞれ違うタイミングで歌うように造ろうとしており、発想は面白い。アカペラ曲を聞くと、歌は結構上手くできている気がするが、伴奏が……で、フレーズのツナギがよろしくない。
|
||||
|
絶版。 Jensen、Card、Bradshawの三氏が歌、器楽曲を提供。 |
||||
|
絶版 ソロが多く、全体的にpop寄り。賛美歌以外の教会ソングが多い。 |
||||
|
BYU教授にして、教会でもっとも有名な編曲者の一人。 FSYとかEFYとかのテーマソングの多くを彼が手掛けている。 全体として若者向けのポップ調のアレンジだが、よどみなく泣き所をついてくる。数点を除いて聖餐会では使いづらいのが個人的には残念。 彼のアレンジは、様々な楽器や効果を駆使した豪華な伴奏でプロが歌っているのをCDで聞いて楽しむことを主体に考えられているので、個人がピアノ伴奏で歌ってみようと考える場合は録音とのイメージの差を考慮する必要あり。 |